【住み替え相談】仮住まいはしたくない？！ | 藤沢市で不動産売却をお考えの方へ耳寄りな情報をお届けいたします

先日は住み替え相談時の住宅ローンについてコメントさせていただきました。

今回は、住み替え相談時によくでるリクエスト「仮住まいはできれば避けたい」

についてご紹介させていただきます。

引っ越し、大変ですよね。時間と体力とお金と・・。

住み替えの相談をされたとき、まずほとんどのお客様が「仮住まいはしたくない」とリクエストされます。当然ですよね。私もそう思います。

ただ残念ながら、住み替えで仮住まいが不要だったケースはあまり多くありません。

そもそも不要になるケースとは・・

①売却不動産の売却益を住替え先の取得費用に充当しない場合

②上記取得費用に充当するが売却不動産の購入希望者が引き渡しを待ってくれる場合

の２パターン。

通常の住替えの場合、住替え先の購入資金に売却益を充当するケースが多くあります。マンション買ったけど子供も大きくなって、手狭になってきたから４LDKの戸建を買おう。マンションのローン残ってるけど売れたらローンは完済できるし、少しでも利益がでたら新しい家の購入資金に充てたいな・・と、考えるわけです。

ところが、

新居への引っ越し→全額お支払いしないと引っ越せない

いま住んでる家→引き渡さないとお金が入ってこない

となるわけです。

ましてや、買取じゃなければ最終的にいくらで売れるかわからないなかで、あたらしい家を買うのはリスクがあります。①のように買った後に（ローンを組んだ後に）繰り上げ返済する、ということであれば、仮住まいせずに新居に移ったあと、ゆっくり売却でもOKです。

もしくは買いたいと言ってくれたお客様が、新居が見つかり引っ越しができるまでのあいだ引き渡しを待ってくれる、なんてときには仮住まいはいらなくなります。

最後に以前お手伝いさせていただいたご夫婦様の大変興味深い事例をご紹介します。

マンション売却から戸建新築されたのですが売却から新居完成引っ越しまで６か月の仮住まいが必要なご計画でした。最初は引っ越しを２回もするなんて嫌だ、と仰せでしたがなんと最終的にはご夫婦で熱海の温泉街に仮住まいされ、大変満足されたという事例です。お仕事をセミリタイヤされたご夫婦だったのでなせる業かもしれませんが、どうせ引っ越すなら楽しいところに行きたいと奥様が提案し、永住するわけではないので多少不便でも長いバカンスのようだったと、仮住まいを逆手にとって楽しまれておりました。お子様の学校の影響が少ないご家庭であれば仮住まい期間だけ好きなところに住んでみるのも楽しそうですね！

住み替え案件は、お金の流れやタイミングなど抑えるべきポイントがたくさんございます。とくに住宅ローンを抱えている方、これから組む予定の方は要注意です。

私ども株式会社Ｅｉｇｈｔでは不動産だけでなくファイナンシャルのエキスパートがお手伝いさせていただきます。ご相談やご質問なんでも結構です。いつでもお気軽にお問合せくださいませ。